選べる2つの苗タイプ
接木苗と実生苗
病気になりにくいから初心者にもプロにもオススメ!
2つの植物をつなぎ合わせて苗を強化
2つの植物の持つ特性を活かし、病気に強く、収穫率の高いように特殊技術により加工した苗です。例えば、丈夫で病気に強い台木(根になる部分)に、優秀な品種の苗を接ぐことで、病気に強く連鎖障害が起こりにくくなり、安定的にたくさんの収穫を見込むことができる理想的な苗になります。
目的に合わせた苗ができる
病気・連作障害に強い苗など、特性を活かし強化できます。
収穫期間が長くなる
収穫期間が長くなるので、収穫量も多く見込めるようになります。
樹勢を強くし根の性質を合わせる
断根接木苗とは、根を切り落とし接木した苗のことです。断根により植物自体の樹勢を強くすることができます。また、根を切ることで、根の性質を合わせることができ、品質のそろった苗ができるのも大きな特徴です。
根の若返りを図る
断根後にできる新しい根は勢いがあり、土にしっかり根を張ります。
収穫量がアップ
樹勢が強くなり、収穫量のアップが望めます。
苗の品質がそろう
根の性質をあわせ、苗の品質がそろうので収穫時期のずれなどを抑えることができます。
安くて高品質なスタンダード苗
種から発芽させ、プロの目で発育と品質をチェックされた実生苗は、しっかりとした根張りが実感できるイキイキとした苗です。てしまの苗屋では西日本最大級の生産農場を持つ「花の海」とタッグを組むことで、野菜にとって最も大切な期間を理想的な環境で生育しております。
厳しい品質管理
日当たりや天候に合わせて灌水量を調節し、徒長や状態劣化の少ない苗を販売しています。
根張りの状態をチェック
育成と活着に大きく影響するのが根張りです。特製の培土で育成しておりますので、ポットから苗を抜いても値崩れしないほどの根張りを実現しています。
出荷前の環境順化作業
苗の育苗は基本的に全天候型のハウス内で行っております。ハウス内での育苗では、気温や日照時間など全て調整が行えるため計画的でキレイな苗の生産が可能な反面、温床育ちの苗は実際にお客様の園場との環境差により順化に失敗してしまうケースがありました。
そこで、てしまの苗屋では苗の出荷前に屋外のハウスで出荷前の順化作業を行っております。
順化作業では、昼夜の気温差や施肥の量を調節したりなど、お客様の園場に比較的近い環境を用意し、苗に一度軽度のストレスを与えます。温床育ちの苗より、多少見た目が黄色く(肥料切れぎみ)なったり、軽度の生理障害(葉に黒い斑点)が出ている場合もありますがが、その分ガッシリとした良い苗に仕上がっております。苗の好みは人それぞれあるかと思いますが、経験に基づいた苗屋の一工夫です。